18.2. OGCデータサーバーとしてのQGIS

QGISサーバは、オープンソースのWMS 1.3、WFS 1.0.0、WFS 1.1.0、およびWCS 1.1.1の実装であり、さらに主題図作成のための高度な地図作成機能を実装しています。 QGISサーバは、C ++で記述されたFastCGI / CGI（Common Gateway Interface）アプリケーションであり、Webサーバ（Apache、Nginxなど）と連携して動作します。 Pythonプラグインをサポートしており、新機能の開発と展開を迅速かつ効率的に行うことができます。

QGISサーバーは、GISロジックのためのバックエンドとして、地図のレンダリングにQGISを使用しています。また、Qtライブラリは、グラフィックスおよびプラットフォームに依存しないC ++プログラミングのために使用されます。他のWMSのソフトウェアとは対照的に、QGISサーバーは、サーバーの構成およびユーザー定義の地図作成ルールの両方、設定言語として地図作成規則を使用します。

QGISのデスクトップとQGISサーバーは同じ可視化ライブラリを使用するように、ウェブ上で公開されている地図は、デスクトップGISと同じに見えます。

次のセクションでは、Linux（Debian、Ubuntuおよび派生物）とWindowsにQGISサーバをセットアップするためのサンプル構成を提供します。サーバプラグイン開発の詳細は QGIS Server and Python を参照。

• 18.2.1. はじめに
  • 18.2.1.1. Debianのベースのシステムへのインストール
  • 18.2.1.2. Installation on Windows
  • 18.2.1.3. Serve a project
  • 18.2.1.4. Configure your project
• 18.2.2. サービス
  • 18.2.2.1. Web地図サービス (WMS)
  • 18.2.2.2. Web Feature Service (WFS)
  • 18.2.2.3. Web Map Tile Service (WMTS)
  • 18.2.2.4. WFS3 (OGC API Features)
  • 18.2.2.5. すべてのリクエストタイプでサポートされている追加パラメーター
  • 18.2.2.6. REDLINING
  • 18.2.2.7. External WMS layers
• 18.2.3. プラグイン
  • 18.2.3.1. インストール
  • 18.2.3.2. HTTPサーバー構成
  • 18.2.3.3. プラグインの使用方法
• 18.2.4. 高度な構成
  • 18.2.4.1. ログを作成する
  • 18.2.4.2. 環境変数
  • 18.2.4.3. Settings summary
  • 18.2.4.4. レイヤー、グループ、およびプロジェクトの短い名前
  • 18.2.4.5. サービスファイルへの接続
  • 18.2.4.6. お使いのLinuxサーバーにフォントを追加
• 18.2.5. コンテナ化された配備
  • 18.2.5.1. Simple docker images
  • 18.2.5.2. Docker stacks
  • 18.2.5.3. Cloud deployment