12.3. ラベルの設定¶
ラベルは、ベクタの地物に表示できるテキスト情報です。 それらは、シンボルのみでは表すことができない詳細を追加します。
スタイルマネージャ ダイアログでは、ラベルやテキストフォーマット(フォント、サイズ、色、影、背景などを含むテキストの外観)のセットを作成できます。これらの各項目は、ベクタ レイヤプロパティ ダイアログの ラベル タブまたは レイヤスタイル パネル、もしくは ラベルツールバー の
レイヤラベリングオプション ボタンを使用して後からレイヤに適用することができます。上記のダイアログで直接設定することもできます。
ラベルの設定 ダイアログでは、 ベクタレイヤのスマートラベルを設定できます。ラベルの設定には、 includes configuring the テキスト形式 の設定や、ラベルが地物や他のラベルとどのように関係するか( 配置 、 描画 、 引出し線付きラベル を介して)が含まれます。
12.3.1. ラベルテキストの整形¶
テキスト形式を作成するには、次の方法があります。
テキスト形式 タブをアクティブにします。
図 12.13 スタイルマネージャダイアログのテキスト形式¶
アイテム追加 ボタンを押します。 テキスト設定 ダイアログが開き、次のプロパティが表示されます。通常、これらのプロパティは データ定義による上書きが可能 です。
12.3.1.1. テキスト¶

図 12.14 テキスト設定 - テキストタブ¶
フォント, マシンで使用可能なフォントに設定できます
スタイル:フォントの一般的なスタイルおよび、テキストの下線または取り消し線の設定ができます
サイズ は サポートされている単位 のいずれかで設定します
色
不透明度
下部にあるテキスト形式リストウィジェットは、 スタイルマネージャデータベース 内に保存されているフィルタリング可能なテキスト形式のリストが表示されます。 これにより、ローカルのスタイルデータベースに保存されているスタイルと一致するテキスト形式を簡単に設定したり、現在の設定に基づいてスタイルデータベースに新しいテキスト形式を追加したりできます。 形式を保存... ボタンを押して、名前とタグを指定して現在のテキスト形式を スタイルマネージャ に保存します。
同様に、ラベルを構成時にラベルの設定リストウィジェットが表示され、 スタイルマネージャ ウィジェットから選択したり、新しいスタイルをウィジェットに追加したりできます。
12.3.1.2. 整形¶

図 12.15 テキスト設定 - 整形タブ¶
タイプケース オプションを使用すると、英単語の大文字の設定ができます。英単語を すべて大文字 、 すべて小文字 または 最初の文字を大文字にする という設定でレンダリングできます。最後のオプションでは、各単語の最初の文字のみが変更され、テキスト内の他の文字は変更されないことに注意してください。
間隔 は、単語間および個々の文字間のスペースを変更します。
テキストの向き では、 水平(Horizontal) または 垂直(Vertical) を設定できます。ラベル設定時には、 回転(Rotation-based) を設定することもできます。
混合モード オプションを使用して、ラベルとその下にある地物の混合方法を決定します(詳細は 混合モード を参照してください)。
置換リストを適用 オプションを使用すると、地物ラベルのテキストの代わりになるテキスト(例:ストリートタイプの省略名)のリストを指定することができます。置換テキストは、マップ上にラベルを表示する際に使用されます。ユーザーは置換テキストリストのエクスポートおよびインポートにより、簡単に再利用や共有ができます。
複数行 の設定には以下のものがあります:
この文字でラップ処理 オプションを使用して、テキスト内で強制的に開業する文字を設定します
ラップ処理基準 オプションを使用して、理想的な自動改行サイズを指定します。このサイズは 最長行に合わせる または 最短行に合わせる とすることができます。
行の高さ を設定する
整列 の書式設定:利用可能な一般的な値は 左寄せ 、 右寄せ 、 中央揃い です。
ポイントのラベルのプロパティを設定する場合は、テキストの整列を ラベルの配置に従う とすることもできます。この場合、テキストの整列はポイントに対するラベルの最終的な配置に依存します。例えば、ラベルがポイントの左側に配置されている場合はラベルが右揃えになり、ポイントの右側に配置されている場合には左揃えになります。
ラインに対するラベルの場合は、ラインの方向を決定するのに役立つ 行方向シンボル を含めることができます。このシンボルは、 左寄せ や 右寄せ を示すために使用します。特に、 配置 タブで 線に沿って湾曲 や 線に平行に配置 の配置オプションを使用する場合にはうまく機能します。シンボルの配置を設定するオプションや、
逆方向 にするオプションもあります。
数値型テキストのフォーマットを設定するには、
整形された数値 オプションを使用します。 小数点以下桁数 の数値を設定できます。デフォルトでは、小数点以下
3
桁です。正の数にプラス記号を表示したい場合には、正の符号を表示 にチェックを入れます。
12.3.1.3. バッファ¶

図 12.16 テキスト設定 - バッファタブ¶
ラベルの周りにバッファを作成するには、 バッファ タブの
テキストバッファを描画 のチェックボックスをオンにします。その後、次の設定ができます。
バッファの サイズ はいずれかの サポートされている単位 で設定します。
バッファの 色 を選択します。
カラーバッファの塗りつぶし :バッファはラベルのアウトラインから広がるため、このオプションを有効にするとラベルの内部が塗りつぶされます。このオプションは、部分的に透明なラベルを使用する場合や、ラベルのテキストの後ろが見えるような「通常」以外の混合モードを使用している場合に関連性があります。 このオプションをオフにすると、(完全に透明なラベルを使用しているときに)輪郭のあるテキストラベルを作成することができます。
バッファの 不透明度 を定義する
継ぎ目スタイル : Round 、 Miter または Bevel から適用できます
混合モード オプションを使用して、ラベルのバッファがマップコンポーネントとどのように混合するかを決定します(詳細については 混合モード を参照)。
描画エフェクト にチェックを入れると、テキストの読みやすさを向上させるための高度な
描画エフェクト を追加します。例:アウターグローとぼかし
12.3.1.4. 背景¶
背景 タブでは、各ラベルの下に表示される図形を設定することができます。背景を追加するには、
背景を描画 のチェックボックスをオンにし、 図形 タイプを選択します。次の設定ができます:
四角形, 正方形, 円 または 楕円 といった規則的な形状
URLまたはプロジェクトまたはスタイルデータベースに埋め込まれているファイルからの SVG シンボル( 詳細はこちら )
あるいは、 シンボルライブラリ から作成または選択することができる マーカーシンボル 。

図 12.17 テキスト設定 - 背景タブ¶
選択した図形に応じて、以下のプロパティのいくつかを設定する必要があります:
フレームの サイズタイプ には以下の選択肢があります:
一定 : テキストのサイズとは無関係に、全てのラベルについて同じサイズを使用します
バッファ :テキストのバウンディングボックス上のバッファ
任意の サポートされている単位 で表したフレームのX・Y方向の サイズ
背景の 回転 : ラベルと同期 、 ラベルのオフセット 、 一定 のどれかです。後の2つは度単位の角度の設定が必要です。
オフセット量(X, Y) :背景アイテムをX方向やY方向に移動させます
半径X, Y :背景図形の角を丸めるための値です(四角形または正方形の図形にのみ適用されます)
背景の 不透明度
混合モード :レンダリング時の背景と他のアイテムの混合方法の設定です( 混合モード を参照してください)。
マーカーシンボル以外の図形タイプについては、塗りつぶし色 、 ストローク色 そして ストローク幅 の設定。SVGシンボルでは シンボルパラメータをロードする ボタンを押すと、変更した内容をシンボルのデフォルト値に戻すことができます。
継ぎ目スタイル : Round 、 Miter 、 Bevel のどれかです(四角形または正方形の図形にのみ適用されます)
描画エフェクト :テキストの読みやすさを向上させるための高度な
描画エフェクト を追加します。例:アウターグローとぼかし
12.3.1.5. 影¶

図 12.18 テキスト設定 - 影タブ¶
テキストに影を追加するには、 影 タブを有効にして
影を描画 のチェックボックスをオンにします。その後、次の設定ができます。
影の対象 で、影を生成するために使用するアイテムを指定します。これには、 最下位ラベルコンポーネント 、あるいは テキスト 自体、 バッファ 、 背景 等の特定のコンポーネントを指定できます。
影の対象となるアイテムからの オフセット を設定します。これには以下の項目があります:
角度: 時計回りの角度を指定します。角度は元のアイテムの方向に依存します。
影の対象となるアイテムからのオフセット距離
オフセットの単位
グローバルシャドウを使用する のチェックボックスにチェックを入れると、角度のゼロ点は常に北向きとなり、ラベルアイテムの向きに依存しなくなります。
ぼかし半径 で影の見た目に影響を与えます。数値が大きいほど、影は柔らかくなります。数値の単位は選択することができます。
影の 不透明度 を設定します
縮尺 係数を使用して、影のサイズを再スケーリングします
影の 色 を選択します
混合モード オプションを使用して、ラベルの影がマップコンポーネントとどのように混合するかを決定します(詳細については 混合モード を参照)。
12.3.2. 引出し線付きラベル¶
ごちゃごちゃしたマップにラベルを配置する際の一般的な方法は、 引出し線 を使用することです。関係する地物の外側に配置された(または遠くに移動した)ラベルは、ラベルと地物を結ぶ動的に変化する線によって識別されます。2つの終端(ラベルまたは地物)のいずれかが移動すると、コネクタの形状は再計算されます。

図 12.19 さまざまな引出し線設定によるラベル¶
ラベルに引出し線を追加するには、 引出し線付きラベル タブを有効にして
引出し線付きラベルを描画 のチェックボックスをオンにします。その後、次の設定ができます。
コネクタの スタイル を以下の中から選びます:
直線 :最短経路の直線
マンハッタン線 :90° 曲がった折れ線
線のスタイル を選択します。描画エフェクトやデータ定義の上書き設定をも含む、 ラインシンボル の全機能を使用できます。
引出し線の 最小の長さ を設定します
地物からのオフセット オプションを設定します:これは、引出し線の終端位置となる、地物(ポリゴンの場合はそのアンカーポイント)からの距離を制御します。例を挙げると、これにより地物の端の真上に線を引かないようにできます。
ラベルからのオフセット オプションを設定します:これは、引出し線の始端位置となる、ラベルの最接近角からの距離を制御します。これにより、テキストの真上に線を引かないようにできます。
コネクタ線の終端点として使用する(ポリゴン)地物に対する アンカーポイント を設定します。利用可能なオプションは以下のとおりです:
到達不能極(境界から最も遠い点)
外角リング上(Point on exterior)
内部保証点(Point on surface)
重心(centroid)
12.3.3. 配置¶
ラベルの配置やラベル付けの優先度を設定するには、 配置 タブを選択します。配置オプションはベクタレイヤの種類、すなわちポイント、ライン、ポリゴンによって異なり、グローバルな 自動配置設定 の影響を受けることに注意してください。
12.3.3.1. ポイントレイヤのラベルの配置¶
カルトグラフィックに配置 モードを使用すると、ポイントのラベルは理想的なカルトグラフィック配置ルールに従い、より良い視覚的関係性で生成されます。ラベルは、ポイント地物自体、もしくは地物を表すシンボルの境界から設定された 距離 に配置することができます。シンボル境界を距離基準とするオプションは、シンボルサイズが固定されていない場合、例えばサイズがデータによって定義されている場合やカテゴリ値ごとに異なるシンボルを使用している際に特に有用です。
デフォルトでは、ラベルの配置は以下の優先順位になっています。
右上
左上
右下
左下
右
左
わずかに右寄りの上
わずかに左寄りの下
しかしながら、配置の優先順位はカスタマイズしたり、データ定義の優先位置リストを使用して個別の地物に対して設定することができます。これにより、特定の配置だけを使用することもできますので、例えば、海岸線の地物はラベルが陸側に配置されないようにできます。
点の周り の配置設定は、ラベルを地物の周囲の( 距離 で設定された)等しい半径の円に配置します。ラベルの配置は 配置する象限 オプションを使用して制限することもできます。
点からのオフセット を設定すると、ラベルは点地物からの固定されたオフセット位置に配置されます。ラベルを 配置する象限 を選択することができます。また、ポイントとラベルの間の オフセット量(X, Y) 距離や、 回転 の設定でラベル配置の角度を変更することもできます。このようにして、定義された回転で選択された象限にラベルを配置することが可能です。
12.3.3.2. ラインレイヤのラベルの配置¶
ラインレイヤに対するラベルの配置オプションには、 線に平行に配置 、
線に沿って湾曲 そして
水平に配置 があります。
線に平行に配置 と
線に沿って湾曲 オプションでは、
線より上 、
線上 、
線より下 に配置する設定ができます。これは同時に複数のオプションを選択することが可能です。その場合、QGISは最適なラベル位置を探そうとします。平行配置と湾曲配置オプションでは、線の方向をラベル位置の向きに使用することもできます。
線に沿って湾曲 オプションを選択した場合には、これに加えて、 湾曲表示の場合の文字間最大角度 を定義することができます( Figure_labels_placement_line を参照してください)。

図 12.20 ラインレイヤのラベル配置例¶
3つ全てのオプションで、 反復表示の間隔 でラベルの反復表示に対する最小間隔を設定することができます。この間隔の単位は、 mm
もしくは 地図単位
です。
12.3.3.3. ポリゴンレイヤのラベルの配置¶
ポリゴンレイヤのラベル配置を以下のオプションの中から一つ選ぶことができます( figure_labels_placement_polygon を参照してください):
重心からのオフセット 設定は、重心位置を ポリゴンの可視部分の重心 または
ポリゴン全体の重心 として指定することができます。すなわち、マップ上で見えるポリゴンに対する重心とするのか、それともマップ上で地物全体が見えるか否かにかかわらず、ポリゴン全体に対して重心が決定されるのかのどちらかです。ラベルは特定の象限に配置したり、オフセット量や回転を定義することができます。
重心の周り 設定は、重心の周りから特定の距離だけ離れた位置にラベルを配置します。上と同様に、 ポリゴンの可視部分の重心 または
ポリゴンの全体の重心 を重心として定義できます。
水平配置(遅い) や 自由配置(遅い) オプションでは、QGISはポリゴン内の最適な位置にに水平方向もしくは回転させたラベルを配置します。
周辺を利用する オプションでは、ラベルはポリゴン境界の隣に描画されます。このラベルはラインポリゴンに対する平行線オプションのように振る舞います。ラベルの位置と距離を定義できます。位置は 線より上 、
線上 、
線より下 から選べ、
線の向きに依存した位置 のオプションが選択可能です。ラベルとポリゴン境界の間の距離や、ラベルの反復表示の間隔を指定することができます。
周辺を利用する(湾曲の場合) オプションを使用すると、湾曲したラベルを使用してポリゴン境界に沿ってラベルを描画することができます。 周辺を利用する の設定で利用可能なパラメータに加えて、内部や外側の 湾曲表示の場合の文字間最大角度 を設定することができます。

図 12.21 ポリゴンレイヤのラベル配置例¶
優先度 セクションでは、3種類全てのベクタレイヤ(ポイント、ライン、ポリゴン)について、どのラベルが優先表示されるかを定義することができます。この配置オプションは、マップキャンバス内の他のベクタレイヤのラベルと相互作用します。異なるレイヤのラベルが同じ位置にある場合、優先度の高いラベルが表示され、他のものは省略されます。
12.3.4. 描画¶
描画 タブでは、ラベルがどの状態の時に表示されるかや、他のラベルや地物との相互作用について調整することができます。
12.3.4.1. ラベルオプション¶
ラベルオプション では、以下の設定ができます:
縮尺に応じた表示設定 や、 ピクセルに応じた表示設定(地図単位) があります。
ラベルのz-index は、他のレイヤからのラベルと同様に、レイヤ内の他の地物ラベルとの関係性でラベルがレンダリングされる順番を(データ定義の上書き式を使用して)決定します。z-index が高いラベルは、(任意のレイヤの)z-index の低いラベルよりも上にレンダリングされます。
さらに、2つのラベルが同じz-index の場合に対するロジックが以下のように調整されています:
2つのラベルが同じレイヤのものである場合、小さいラベルが大きいラベルの上に描画されます
2つのラベルが異なるレイヤのものである場合、ラベルはレイヤ自体の順序と同じように描画されます(つまり、マップ凡例の順序設定を尊重します)
注釈
この設定は、ラベルを他のレイヤの地物の下に描画するのではありません。すべてのレイヤの地物の上にラベルを描画する順序を制御するだけです。
ラベルをレンダリングしている間、および読みやすいラベルを表示するために、QGISはラベルの位置を自動的に評価し、位置が衝突した場合にはラベルの一部を非表示にすることがあります。ただし、
このレイヤのすべてのラベルを表示(衝突するラベルを含む) を選択して、ラベルの配置を手動で修正することもできます( ラベルツールバー 参照)。
ラベルを表示するか否かを示す式 および 常に表示するか否かを示す式 にデータによる定義式を使用して、どのラベルをレンダリングするかを細かく調整することができます。
逆さまに表示 を許可するか:選択肢は 禁止 、 回転を定義した場合のみ 、 常に です。
12.3.4.2. 地物オプション¶
地物オプション では、以下の設定ができます:
マルチパートの各パートに表示 と ラベル付けする地物の数を制限 するかを選択できます
ラインレイヤとポリゴンレイヤには、 これより地物が小さい場合は省略 を使用して、ラベル付けをする地物の最小サイズを設定するオプションがあります。
ポリゴン地物については、ラベルが地物の中に完全に収まるか否かによって表示するラベルをフィルタリングすることもできます。
ライン地物については、 重複ラベルを除去するために接続するラインを結合する を選択でき、 配置 タブの 距離 や 反復表示の間隔 オプションと組み合わせると、非常にすっきりしたマップをレンダリングできます。
12.3.4.3. 衝突回避¶
衝突回避は、QGISが可能な限りラベルを重ねて配置しないようにするための機能です。 衝突回避 フレームから、ラベルと地物の重複関係を管理することができます。
ラベルが地物に重ならないようにする オプションを有効にすると、レイヤの地物は任意のラベル(同じレイヤの他の地物のラベルも含めて)に対する障害物のように働くかどうかを決定します。
このオプションの横にある
データによって定義された上書き コントロールを使用して、レイヤ全体の代わりに障害物として使用する地物のサブセットを定義することができます。
衝突回避のための
優先度コントロールスライダーは、他のものよりも特定のレイヤの地物を優先してラベルに重ねるようにすることができます。 低い重み の衝突回避優先度は、そのレイヤの地物が障害物として考慮されにくくなるため、地物がラベルと重なりやすくなることを意味します。この優先度はデータで定義することもでき、同じレイヤ内で特定の地物が他の地物よりも重なりやすくなるようにすることができます。
ポリゴンレイヤでは、ラベルの配置を最小限にするために地物の障害タイプを選択することができます:
地物内部の上 :ポリゴンの内部にラベルを配置しないようにします(ポリゴンの完全に外側か、わずかに内側に入った位置に配置することを優先します)。
地物の境界線の上 :ポリゴンの境界線上にラベルを配置することを避けます(ポリゴンの外側または完全に内側にラベルを配置することを優先します)。例えば、これは地域の境界を表すレイヤで、地物が全域をカバーしている場合に便利です。この場合、これらの地物の内部にラベルを配置するのは不可避であり、地物間の境界にラベルを配置することを避ける方がはるかに良いでしょう。